【実体験】ハイエースワゴンのリクライニング加工|購入前から検討すべきDIYと注意点

ハイエースワゴンに社外シートカバーを装着した実車写真ハイエースDIY
シートカバー(装着後)

ヘッダー画像。ハイエース

ハイエースワゴンを自宅用として購入するなら、シートのリクライニング加工は避けて通れないDIYだと、私は感じています。

購入前の段階で、「自分でやるのか」「専門業者にお願いするのか」を一度は考えておくことをおすすめします。

実際、ハイエースワゴンを自宅用で使っている方の多くが、このリクライニング加工を行っています。

納車直後はそれほど気にならなくても、家族での長距離移動や車中泊を想像し始めた途端、「後部座席がほとんど倒れないな…」と感じる場面が出てきます。

私自身、長距離移動や車中泊を前提にハイエースワゴンを購入したので、この加工をしないという選択肢は正直ありませんでした。

できれば専門業者にお願いしたかったのですが、ネットで調べると相場は一脚あたり約2万円。

運転席以外の9脚をすべて依頼すると、合計で約18万円になります。

この金額を見たとき、「これはさすがに厳しいな…」と思い、最終的には自分で施工することを選びました。

この記事では、ハイエースワゴンのリクライニング加工について、なぜ購入前から考えておいた方がいいのか実際にDIYしてみて分かったことや注意点を、体験談ベースでまとめています。

これから購入を検討している方や、すでに購入して「やろうか迷っている方」の参考になれば嬉しいです。

ハイエースワゴンのリクライニング加工とは?

リクライニング加工とは、シートのリクライニング角度を広げるために、シート内部にある金属製プレートをカットする加工です。

なぜリクライニング加工が必要なのか

純正シートに実際に座ってみると分かるのですが、リクライニング角度はせいぜい10度ほどしか倒れません。

最後列のシートに至っては、「これ、本当に倒れてる?」と思うくらいの感覚です。

ハイエースワゴンを選ぶ方の多くは、家族での使用や長距離移動、車中泊を想定していると思います。

ただ、純正シートのままだと、長時間の移動では身体がかなりきつく、車中泊用のベッドキットも設置できません。

結果として、「ハイエースでやりたかったこと」が思うようにできなくなってしまいます。

そういった点から、自宅用でハイエースワゴンを購入する場合、このリクライニング加工はほぼ必須だと私は感じています。

加工すると何が変わるのか

リクライニング加工を行うと、シートが前後ともにほぼ180度まで倒れるようになります。

ベッドキットが使えるようになり、車内の使い勝手は一気に広がります。

「これが本来のハイエースか」と感じるくらい、使い方の幅が変わりました。

リクライニング加工は本当にやるべき?

メリットが大きい一方で、正直に言うとデメリットもあります。

① 失敗したときのリスク

金属部分をカットする加工なので、カット位置を間違えるとリクライニング機能が使えなくなる可能性があります。

その場合、シート交換が必要になり、出費もかなり大きくなります。

また、ディスクグラインダーを使うと火花がかなり出るため、養生を怠るとシートに穴が空くこともあります。

作業自体は難しくありませんが、「やり直しがきかない作業」だという点は理解しておいた方がいいです。

② 工具を揃える必要がある

この加工には、いくつか工具が必要になります。

  • ディスクグラインダー
  • ソケットレンチ
  • ロングソケット
  • ドライバー
  • インパクトレンチ(あれば便利)

そのほか、養生用のシートやテープといった消耗品も必要です。

中古品などをうまく活用すれば、1万円以内で揃えることも十分可能だと思います。

③ 気力と体力が必要

正直なところ、これが一番大きなハードルでした。

技術的には難しくありませんが、同じ作業を黙々と続ける気力と、それなりの体力が必要です。

特に2列目・3列目のシートは重く、腰への負担もそれなりにきます。

結論|自宅用・車中泊目的なら必須

メリットとデメリットを踏まえたうえで、私の結論は変わりません。

自宅用・車中泊目的でハイエースワゴンを使うなら、リクライニング加工はやっておいて損はありません。

むしろ、後からやるほうが大変だと感じました。

逆にやらなくてもいい人

近所の送迎や短距離移動が中心で、後部座席の快適性をそこまで求めない使い方であれば、必須ではないかもしれません。

ただ、できるようにしておいて困ることはない、というのが正直な感想です。

実際にDIYして分かった大変だった点

私はYouTubeやみんカラの作業記事を参考にしながら、このリクライニング加工を行いました。

思っていた以上に大変だったのは、一脚あたりの作業時間がかなりかかったことです。

最初に助手席から作業しましたが、金属部分をカットする工程にたどり着くまでに約3時間かかりました。

シートの脱着や養生など、下準備に時間を取られたのが正直なところです。

全体としては、最低でも丸2日は見ておいたほうが安心だと思います。

また屋外作業になるため、天候が安定していて、できれば暖かい季節に行うのがおすすめです。

作業時間と体力面の負担

作業時間は、想定より長くかかる前提で考えておきましょう。

2列目・3列目のシートは重く、脱着だけでも体力をかなり使います。

ボルトがうまく締まらない、シートベルトが巻き取られるなど、細かいトラブルも起きやすく、思った以上に疲れました。

精神的に一番きつかったこと

2列目の終盤で、シートベルトが完全に巻き取られてしまい、引き出すのに約1時間かかりました。

事前に「よくある失敗」として知ってはいたのですが、それでもやらかしてしまいました。

この対処法については、別記事で詳しくまとめる予定です。

リクライニング加工で注意すべきポイント

一番気をつけたいのは、カットする位置を正確に把握することです。

この加工で一番大きな失敗は、カット位置を間違えてしまい、結果的にシート交換が必要になるケースです。

一度失敗すると後戻りができず、修理や交換にかかるコストが一気に跳ね上がる点には注意が必要です。

耳のようになっている2箇所をカットするだけなので、事前にマジックでラインを書いておくと安心です。

ディスクグラインダーが一番手早いですが、不安があれば他の工具でゆっくり切るのもアリだと思います。

後回しにすると後悔する理由

これまでやってきたDIYの中で、正直このリクライニング加工が一番きつかったです。

勢いのある1日目は何とかなりましたが、2日目は正直「やめたいな…」と思いながら作業していました。

途中で間を空けてしまうと、ほぼ確実にやらなくなると思います。

実際、私も4列目はまだ終わっていません。

だからこそ、納車直後のやる気があるタイミングで、短期集中で一気に終わらせることをおすすめします。

作業方法の詳細について(参考情報)

具体的な作業手順については、私が参考にしたサイトやYouTubeがとても分かりやすかったです。

初めて作業する場合は、必ず複数の情報を見比べてから取り掛かることをおすすめします。

まとめ|なぜ購入前から検討すべきDIYなのか

ハイエースワゴンのリクライニング加工は、「いつかやるDIY」ではなく、「購入前から前提として考えておきたいDIY」だと感じています。

後回しにすると、体力的にも気持ち的にもハードルが一気に上がってしまうからです。

費用・手間・リスクを理解したうえで、自分でやるのか、業者に任せるのかを早めに決めておくことが、後悔しないハイエースライフにつながると思います。

なお、ハイエースワゴンを購入して最初にやってよかったDIYについては、
別記事で全体像をまとめています。

リクライニング加工を含め、
「何から手を付けるべきか」で迷っている方は、
こちらも参考になると思います。

▶︎
ハイエースワゴン購入後に最初にやってよかったDIY4選

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