
ハイエースワゴンのリクライニング加工は、
やること自体はそこまで難しいDIYではありません。
ただし、事前に知らないとハマりやすいポイントがいくつかあります。
私自身、YouTubeやみんカラを見て準備していたつもりでしたが、
実際に作業してみて「これは知らなかった…」と感じる場面が何度もありました。
この記事では、
リクライニング加工をDIYで行った実体験をもとに、
失敗しやすいポイントや注意点をまとめています。
これからDIYに挑戦する方が、
余計なトラブルや後悔を避けるための参考になれば嬉しいです。
リクライニング加工DIYで失敗しやすいポイント
① カット位置を曖昧にしたまま作業する

赤線の部分をカットします。青矢印の金具に当たらないように、余裕を持たせてカットしてください。
リクライニング加工において、
一番大きな失敗がここだと感じました。
というのも、一度カットしてしまうと後戻りができないからです。
カットしてはいけない場所を切ってしまった場合、
シートを丸ごと交換する必要があり、
後からかかるコストが一気に跳ね上がります。
そのため、カット前に必ずマジックなどでラインを引き、
リクライニング時に干渉しないよう、
少し余裕をもたせておくことをおすすめします。
また、2列目・3列目はグラインダーの刃を入れるスペースが狭く、
シートを倒したり起こしたりしながら作業する必要があります。
この動作は意外と力が必要なので、
無理せず慎重に行ってください。
使用した工具については、
こちらの記事で詳しくまとめています。
② 養生を甘く見てしまう
グラインダーでのカット作業は、
想像以上に火花が発生します。
養生が甘いと、
シートに穴が空くだけでなく、
火災のリスクもあるため注意が必要です。
面倒でも、一脚ずつ丁寧に養生することをおすすめします。
私はマスキングテープと濡らしたウエスを併用しましたが、
やりすぎかな?くらいがちょうど良いと感じました。
③ シートベルト対策をしていない
これはリクライニング加工では、
かなり多い失敗例だと思います。
2列目・3列目の加工時にシートベルト本体を外しますが、
一度巻き取られると、
再度引き出すのがかなり大変な構造になっています。
事前に余分に引き出して、
ガムテープなどで巻き取り防止をしておくことが重要です。
実は私も対策していたつもりでしたが、
座席を戻す際に巻き取られてしまい、
引き出すのに約1時間かかりました。
引き出すコツは、
本来シートに取り付けられている角度を再現し、
出る角度をひたすら探すことです。
ある一点で、スルッと出てきます。

巻き取られた時は、この角度を意識して引き出してください。
④ 作業時間を甘く見積もる
私の場合、
当初はグラインダーを使わない計画だったため、
途中で計画変更し、大きく時間をロスしました。
結果として、
「1日で終わらせる予定」が2日作業になりました。
工具と準備を万全にして、
最初から余裕をもった日程を組むことをおすすめします。
⑤ 作業スペースを考えていない
グラインダー作業は火花が出るため、
車内での作業はできません。
ハイエースを停めるスペースに加え、
外したシートを置いて作業する場所も必要です。
スペースが狭いと、
車体や部品を傷つける原因にもなります。
⑥ 工具をその場しのぎで揃える
作業中は、
「ここどうするんだ?」と調べる場面が何度も出てきます。
そのたびに工具を買い足していると、
時間もお金も無駄に消費してしまいます。
私自身、
金鋸・ドリルビット・ディスクグラインダー・ロングソケットなど、
何度も買い足しに行くことになりました。
事前に一度、
作業の流れを最後までイメージしてから揃えるのがおすすめです。
⑦ 途中で作業を中断してしまう
この作業は、
一気にやり切ったほうが楽です。
途中で間を空けると、
正直、もうやりたくなくなります。
勢いのあるうちに終わらせることをおすすめします。
失敗を避けるためにやってよかったこと
事前に下調べをしっかりしていたおかげで、
大きな失敗なく終えることができました。
また、
最初から「2日はかかる」と想定していたことで、
余計な焦りが生まれなかったのも良かった点です。
このDIYは、
見た目の美しさよりも機能が得られればOK。
80点取れれば十分くらいの気持ちで臨むと、
精神的にも楽だと感じました。
よくある質問(FAQ)
リクライニング加工は初心者でもDIYできますか?
事前に調べて準備すれば可能だと思います。
ただし、時間と体力、慎重さは必要です。
一脚ずつ加工しても問題ありませんか?
可能ですが、途中で間を空けると作業がつらくなります。
できるなら一気に終わらせるのがおすすめです。
DIYと業者施工で迷っています
予算に余裕があり、失敗リスクを避けたいなら業者。
費用を抑えたいならDIY、という判断が現実的だと思います。
一番やってはいけない失敗は?
カット位置のミスです。
後戻りできず、シート交換になるケースもあります。
まとめ
リクライニング加工DIYは、
失敗しやすいポイントを押さえておけば、
極端に難しい作業ではありません。
この記事の内容を事前に知っておくだけでも、
作業のハードルはかなり下がると思います。
これから挑戦する方の参考になれば幸いです。



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